八ヶ岳連峰 天狗岳へ行ってきました
- 院長 大澤慎吾

- 9月28日
- 読了時間: 3分

八ヶ岳連峰とは
八ヶ岳(やつがたけ)は、長野県と山梨県に広がる山々で日本百名山の一つです。南から北にかけて30kmほど連なっていて、「南八ヶ岳」と「北八ヶ岳」に分けられます。南八ヶ岳はゴツゴツした岩山が多くアルプスのような迫力があり、北八ヶ岳は苔の森や池が多く、静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。
そのちょうど真ん中あたりにあるのが 天狗岳(てんぐだけ)。山頂がふたつに分かれていて、西天狗岳(標高2,646m)と東天狗岳(2,640m)をあわせて「天狗岳」と呼びます
。
西天狗岳はなだらかで広々とした山頂、東天狗岳はゴツゴツとした岩が多く、少し険しい雰囲気を持っています。どちらの山頂からも眺めがすばらしく、八ヶ岳の山並みはもちろん、天気がよければ南アルプスや北アルプスまで見渡すことができます。
アクセスしやすく、日帰り登山でも挑戦できるので、初心者からベテランまで多くの人に親しまれている山です。
AM 6:00 駐車場到着

8月15日 晴
唐沢鉱泉の登山者用駐車場に到着。
AM6:00ですでに多くの人が来ています。
気温は15℃くらいで肌寒いです。
ちなみに、今日の名古屋の最高気温は35°
登山口で標高1800mはあるので朝方はかなり涼しくなります。
登り始め、苔むした白樺の樹林帯を進む
西天狗岳に向かうルートはしばらく樹林帯が続きます。
白樺に木々と苔むした岩が立ち並び、ジブリの「もののけ姫」の世界のようです。
樹林帯が終わると目の前に西天狗岳

2500mを過ぎたあたりで樹林帯が終わり、西天狗岳が目の前に見えます。
コンパクトながら存在感のある山体はハイマツに覆われて青々としています。
AM 9:17 西天狗岳登頂

最後の100m(標高換算)は岩場の直登でなかなか疲れましたが、あまり危険な箇所はないのでゆっくり行けば安全です。
西天狗岳の山頂からの展望

東天狗岳から八ヶ岳連峰に連なる稜線が望めます。
来てよかったと思える瞬間です。
西天狗岳岳から東天狗岳へ

西天狗岳とは違い、その山頂は少し尖っていて、岩々しい印象です。
AM 9:52 東天狗岳登頂

尖った見た目通り、山頂は面積が狭く、大きな岩が多かったです。
東天狗岳の山頂からの展望

蓼科山から霧ヶ峰までの北八ヶ岳の山々が望めます。
西天狗岳と東天狗岳

下山途中、振り返ると西と東の天狗岳が並んで見えました。
見比べるとその違いが良くわかります。
左の尖っているほうが東天狗岳で、右の丸みを帯びているほうが西天狗岳です。
沢筋を下る下山道

登りはあまり危険箇所などはなく、今日は天気も良く景色も見れて満足と思って下山していたら、黒百合ヒュッテ以降のコースが思いのほか危険でした。
⚠️とにかく滑ります!
黒百合ヒュッテは湿地の中にある様な立地で、そこから流れる沢沿いを歩くルートなんですが、大きな岩の上を歩き続ける不安定状態で、その岩が沢沿いなので濡れてて滑べる×2
それが1時間以上続きます。 情景は登りと同じ様な苔むした樹林帯なのですが、周りの景色を楽しむ余裕はなく ひたすら集中して、滑らない様に、足元に注意を向けます。
PM 13:30 無事下山
何とか無事に下山。
疲れた体を温泉で癒し帰路につきます。
八ヶ岳のちょうど真ん中にある天狗岳は、苔むした森や白樺の林を歩きながら、雄大な山々の景色も楽しめる魅力いっぱいの山でした。西天狗岳の広々とした山頂、東天狗岳の岩場の迫力、その両方を一度の登山で体験できるのも、この山ならではの楽しみです。
今回は天候にも恵まれ、景色を楽しみながら無事に下山することができました。登山のあとの唐沢鉱泉での温泉は、心も体もリフレッシュさせてくれる最高のご褒美でした。
自然の中で体を動かすことは、心身の健康づくりにもつながります。これからも登山やランニングなどを通じて体の声を聞きながら、日々の治療や健康づくりに役立てていきたいと思います。









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