登山 竜ヶ岳
- 院長 大澤慎吾
- 5月16日
- 読了時間: 3分
5月11日 晴/曇り 三重県の竜ヶ岳に行ってきました。

AM6:30 観光案内所の駐車場に駐車し登山スタート。
駐車場は1日500円で利用でき、水洗トイレもあります。

前日に雨が続いたことにより、予定していたコースの渡渉ポイントが水没し、渡渉するには危険だったので、コースを変更。
遠足尾根をピストンすることにしました。
登山は無理をしないことが大切です・・・

遠足尾根コースは最初は急登が続きます。
見上げた時に終わりの見えない急登には、心が折れそうになります。

最初の急登を登りきると短い岩場があります。
こういう登山道のバリエーションが変わると、気分も変わって楽しいです。

岩場を過ぎると再びの急登・・・
辛いですが、着実に一歩ずつ登っていきます。


辛い急登を登り切り、樹林帯が終わると、一気に展望が開けます。
左方向にはこれから登る竜ヶ岳の山頂が見え、後ろを振り返れば下界の街並みが一望できます。今までの疲れを忘れさてくれる眺望です。
ここから先は、山頂までほとんど樹木がないので、眺望を楽しみながら歩く、ボーナスステージになります。
北に藤原岳
南に釈迦ヶ岳、その奥に御在所岳と雨乞岳
鈴鹿の山々と伊勢湾まで見渡せる展望を見ながらの尾根歩きは正に登山の醍醐味を味わえます。

竜ヶ岳はツツジの一種のシロヤシオが有名です。
この日は、残念ながらまだ咲きはじめたところで、ほとんどの木は開花していない状態でした。



山頂に近づくにつれ風が強くなります。
頂上の直下あたりから爆風で、雲が一気に流れていくのが見えました。
これまでにかいた汗が一気に冷えていきます。
防寒具を兼ねている、レインウェアを着て、体温の低下を防ぎます。
後で、観光案内所で聞いた話なのですが、竜ヶ岳の山頂には風神様がいて、常に強い風が吹いているのだとか。逆に、風が吹かない日は気持ち悪いぐらいとのこと。

頂上は開けていて360°パノラマ・・・のはずですが
この日は曇っていて、西方向は何も見えませんでした。
本当は西には琵琶湖が見えるそうです。
東側は晴れていて雲が切れると、伊勢湾まで見渡せるいい眺め。
しかし、爆風
本当に山頂は風が強いです。
レインウェアを着ていても、止まっていると寒いくらい。
少し下った風の弱いところで、20~30分休憩し、エネルギー補給。

下山中もこの景色です。
これなら、何時間でも歩き続けられそうです。
しかし、ケガや遭難は下山中のほうが多いらしいので、気を抜かず歩みを進めます。

無事に下山して、観光案内所のカフェで休憩。
かぶせ茶ソフトをいただきました。
かぶせ茶の苦みがソフトクリームの甘さを引き立たせ、甘味が疲れた体に染み渡ります。
非常においしかったです。
今回は竜ヶ岳の遠足尾根コースで登山をしました。
少しコースは長めですが、登山道も整備されていて、迷わないように木にしっかりとテープが巻かれていて、安心して登ることができる山だと感じました。
眺めもいいですし、おススメです。
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